ここでは、阿久刀神社 について紹介します。
在所:清福寺町23-2
【ポイント】
①.祭神 住吉大神
江戸時代には「住吉大明神」と称していた。
②.創建年月は不明も、延喜式神名帳に記載され、式内社に列している。
③.芥川の名前は当社の「阿久刀川」から転じたものとされている。
【関連写真】
【補足説明】
①.現地案内板(阿久刀神社)より
阿久刀神社は、十世紀に編纂された『延喜式神名帳』記載の式内社で、住吉大神を祀り、住吉神社ともいわれる。
創建の年代は不詳であるが、永禄年間(16世紀)に三好・松永氏の兵火で焼失。その後再建され、明治維新(1866)後、近在の諏訪神社、大将軍社等が境内社として当地に移転された。
社名は『新撰姓氏禄(シンセンセイシロク)』(841年編纂)にある阿刀連(アトノワラジ)によるという説があり、芥川の地名もこれに因むといわれている。
落ち着いた境内から、盛時が偲ばれる。
高槻市教育委員会
②.現地案内板(夫婦梅)より
本樹は紅色の八重で一花の内に二本の雌しべが在り、果実は二本の雌しべが実を結ぶ珍種である。果実は完全に分離せず側面で癒着しているのが特徴で学術上も非常に価値があり貴重である。品種名は鴛〇(エンオウ)梅梅で一花で二果が実ることで品質特性が見られる。鴛〇(エンオウ)はオシドリを指し、夫婦円満、良縁成就すると伝えられている。
栃木県日光市の東照宮では、天然記念物に指定されている。
阿久刀神社社務所
【参考情報】
Wikipedia:阿久刀神社