ここでは、霊松寺笠松地蔵堂 について紹介します。
在所:天神町二丁目4
【ポイント】
①.笠松地蔵(座像)と片袖地蔵(立像)の二体が安置
【関連写真】
【補足説明】
①.現地案内板(笠松地蔵堂)より
堂内の地蔵尊は、笠松地蔵(座像)と片袖地蔵(立像)の二体が安置され、中央の片袖地蔵は背面に「放映三年」(1704)年紀の付された石造りの地蔵菩薩立像です。
「弘化四年初秋」(1847)再建棟札のある堂は、牛飼山の山麓、霊松寺のもとの境内南端に位置し、松の大樹があったことから笠松地蔵の名前がついたといわれています。
「片袖地蔵」と呼ばれるようになったのは、右の袖が刃物で削られたようにそがれているためで、近隣の「茶の木原」の野仏であった地蔵尊が芥川宿の宿屋に雇われていた女性の身代わりとなったという話(講中伝)やあだ討ちの助太刀をしたという話(霊松寺伝)などがあります。
また、子授け、安産、子育てに効験があるとされ、参拝の人がたえません。地蔵盆のほか大晦日にも行事が行われています。
現在、笠m津地蔵は、「笠松地蔵講中」が護持し、今に伝えています。
平成12年12月 高槻市教育委員会①.
【参考情報】