ここでは、高良社 について紹介します。

在所:京都府八幡市八幡

【ポイント】

①.貞観2年(860)6月15日に社殿は建立。

②.戊辰戦争で頓宮共々焼失。

③.昭和17年(1884)に一間社入母屋造檜皮葺造りで再建。

④.産土神社として崇敬厚く、今も7月17・18日の例祭に太鼓神輿が担ぎ出される。

【関連写真】

 鳥居からの全景2018_03_30 金只   拝殿2018_03_30 金只   

 拝殿前の案内板2018_03_30 金只   拝殿・本殿2018_03_30 金只   

 樹齢700年の神木2018_03_30 金只   神木の表示2018_03_30 金只   

 

【補足説明】

①現地案内板より

 岩清水八幡宮の摂社で高良玉垂命(コウラタマダレノミコト)を祀る。

 豊前国(現大分県)宇佐八幡宮より八幡大神を勧請(カンジョウ)した。

 行教和尚が、貞観(ジョウガン)2年(860)6月15日に社殿を建立したと伝えられ、吉田兼好和尚の『徒然草(ツレツレソウ)』にもその名が見える。

 往時は、頓宮・極楽寺と共に荘厳を極めていたが、慶応4年(1868)戊辰戦争の兵火に罹り焼失、現在の社殿は明治17年(1884)に再建されたもので、一間社入母屋造檜皮葺である。

 また、高良社は八幡の産土神(うぶすながみ)として崇敬も篤く、毎年7月17・18日の例祭日には、「ヨッサーヨッサー」の勇壮な掛け声中、市内各区より太鼓神輿が担ぎ出され賑わう。

【参考情報】

インターネット:高良神社