ここでは、鳳凰堂 について紹介します。
在所:京都府宇治市蓮華
【ポイント】
①.永承7年(1052)に藤原頼道によって宇治別荘を寺に改め永承8年(1053)に完成。
※ 永承7年は、末法の初年と考えられ頼道に平等院の創立を思い立たせた。
※ 西方極楽浄土は経典に説かれた観念的なものだが中国敦煌壁画を始め日本でも浄土曼荼羅や壁画などとして描き続けられた。
②.康平3年(1060)頼道の曽孫の忠実が最初の大規模改修を行った。
※ 衰退する摂関家の権威維持のために頼道の盛大な供養を実施。
※ その模様を中堂の仏後前面壁に描かした?
③.文化財(国宝)情報・・・いずれも撮影不可のため文化財データーベースを接続
・・・平等院ミュージアム「鳳翔館」で現物又は復元図など鑑賞可能
国宝・建造物 中堂院鳳凰堂
国宝・建造物 両翼廊(北)
国宝・建造物 両翼廊(南)
国宝・建造物 尾廊
国宝・絵画 中堂壁扉画(板絵着色)14面
国宝・絵画 中堂壁画九品来迎図11面
国宝・絵画 日想観図52面
国宝・絵画 本尊後壁画
国宝・彫刻 木造阿弥陀如来坐像1躯
国宝・彫刻 木造雲中供養菩薩像1躯
国宝・彫刻 木造天蓋
国宝・工芸品 梵鐘
国宝・工芸品 金銅鳳凰
史跡・名勝 平等院庭園
②.平等院観光料;600円。
③.鳳凰堂見学料;300円、但し現在内部の国宝絵画など修復中で、充分な見学不可。
【関連写真】
※ 内部の撮影撮影不許可。詳細は
【参考情報】
宇治市ホームページ:文化財一覧表
インターネット:鳳凰堂阿弥陀浄土図と平等院庭園・・・宇治市教育委員会