中山道の旧藤田村滝瀬と旧岡部村岡との境界を流れる小山川に架かる橋。 それぞれの地名の一文字を当てて「滝岡橋」と命名されている。 大正8年より小山川の改修と併せて施工され、昭和3年に完成している。 鋼桁橋として古い形態を留めており、親柱や欄干に花崗岩を用い、橋台の 表面には深谷にあった日本煉瓦製造の赤レンガを用いている。 旧中山道に架かる近代的な橋として竣工時の様相をよく残しており、国登 録有形文化財となっている。 滝岡橋を過ぎてすぐ左折、 堤防上の道が中山道だ。 130メートルほど進むと、 右に下る狭い道となり、 この道を辿ると元の道に 合流する。 ちなみに、江戸時代は 滝岡橋よりも上流の、こ の坂道の辺りが小山川の 渡し場だった。

(中山道最大の宿『本庄宿』の再発見 改訂版(2017.11):埼玉県北部地域振興センター本庄事務所)

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