塩は、橋本を通ってどこから何処に運ばれた について知っていることをぜひ教えてください

工業塩というのがあると言うのを知りました。カセイソーダや塩化ビニル、石けん、ガラスなどを作るための原料として現在はつかっているらしいです。

また、塩は荘園の年貢として収めれれたという記述も「日本商人史考」という本にも書かれています。

中家文書調査報告書 によりますと

雑賀塩・日方塩が五條市では、扱われていました。

五條商人は、阿波塩と讃岐塩以外、大半は紀州の雑賀塩・日方塩を仕入れている。と。

また、『橋本市史近世史料Ⅰ』より

済口証文

五條商人は紀州産の塩については橋本の塩市にかけて直取引はしないこと、五條商人が購入した他国塩や和歌山で購入した他国塩については「蔵敷」(保管料)を出すが、塩市にはかけないことなどを取り決めたと。

中家文書調査報告書 第三章 解説 第四節 五條商人 第二項 商業活動

この上の書物に、塩を流通は五條商人と橋本町商人、橋本市場の関係性がよくわかります。和歌山城下だけでなく紀伊水道を越え阿波国(徳島県)からすくも(藍を素材とした染料)の流れも見てとれます。

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「塩屋」地名の謎からはじまる


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