あさもよし
紀人羨(きひとともし)しも
亦打山(まうちやま)
行き来(く)と見らむ
紀人羨しも
巻一(五十五)
あさもよし(朝もいい?麻もいい?)
紀の国の人は羨しい
真土山を行き来の中で観られる
紀の国の人は羨しい
奈良の人が紀伊国の人を羨ましがる歌
二度も紀伊国の人々を美しいと歌う奈良の都人。彼はなぜ、そんなにも紀伊国を羨んだのでしょう。
隅田の紀の川へ落ちて行く谷は当時水田だったのでしょうか。標高130メートルの真土山と隅田の谷になにか特別な意味があったのでしょうか。大和街道をあるいて、隅田よりも東に大切ものがあり、その近くに居られることを羨んでいるのか。
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