栩ノ木 について知っていることをぜひ教えてください

  • 「木の下蔭」に「大北村のさき元平といへる百姓家の果れに鉾持権現の舊地とて小叢祠あり近頃まで槻の大木あり今は朽ちてその儘に檜樫の木あり」と記されており、この槻(ツキ、ニレ科ケヤキ)が栩(トチ、ブナ科クヌギ、トチノキ科トチノキ)となったと推測される。ひむろの木(サワラの一種)があったともされる。明治期にはナラ(ブナ科ミズナラか)の大木が植えられていたという記録がある。

  • 元暦元年(1184)に鉾持権現若宮に移される以前は、この付近にあったとされ、大北村ノ権現、石田ノ権現と呼ばれていたとされる。