烏帽子岩 について知っていることをぜひ教えてください
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高遠ダムの堰堤から東南30mくらいの地点に烏帽子岩と呼ばれる高さ7-8丈(13-14m)の大岩があったが、ダム工事により水没した。風折烏帽子に似ているところから名付けられたとされる。
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水没する以前は花畑の子供達の遊び場であった。岩にはツツジが生えており、花期になると黄色や赤に咲いていた。現在でもダム湖の水位が下がった時に岩頭が現われる。
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藤沢川沿いには疣石があり、イボ、姥(ウバ)との音が通じている。疣石、烏帽子(岩)は、各地で見られる姥石(ウバイシ)とも合わせてその由来を考える必要がある。
【木の下蔭】
花畑南の出崎地續きに烏帽子岩とて大なる岩あり河原より見上ぐれば七八丈にも餘りて見ゆ形風折烏帽子の如く奇なる岩なり
誰折りてかくるゑぼしや岩つゝじ 紀流