元、旧陸軍の造兵廠火工廠板橋製造所多摩分工場(多摩火薬製造所)だった場所。
米軍横田基地・多摩サービス補助施設 (Tama Hills Recreation Center) 通称 多摩弾薬庫
※こちらは横田基地軍関係者のレクリェーションセンターです。多摩ヒルズゴルフコースの入り口は別で連光寺信号側です。
基地関連施設のため普段入場には軍関係者の同伴が必要。
施設内はロッジ・キャンプエリア・乗馬施設など各種娯楽施設があります。
◎年に一回、市民開放の稲城フェスティバルが開かれています。2016は7/31(日)
◎稲城市で歴史遺構と自然散策のガイドツアーを年に何回かやっています。(限定募集)
◎過去には週末の一定時間、施設内のバーなどが利用可能でした。Kiji Restaurantの料理もTakeout出来ました。
※免許証・パスポートなど身分証明が必要。(911テロ以降制限。現在開放していません2016/7/31再確認)
●住所: Tama Service Annex 374FSS/FSCL Tama Hills Recreation Area Unit 5119 APO AP 96328-5119 ☎042-377-7009
※歴史的経緯 通称 多摩弾薬庫(地元の人はいまだにこの名称)
旧陸軍の造兵廠火工廠板橋製造所多摩分工場(多摩火薬製造所)だった場所。終戦後、アメリカ軍に接収されベトナム戦争当時、米軍向けの火薬を製造していたが、米軍補助施設のレクリェーションセンターになった。
都・市政の影響を受けない米軍施設用地の為、奇しくも稲城の戦前の山野の面影を色濃く残している唯一の場所となってしまった。
これまでは稲城の印象とは、開発から取り残された自然の豊富な市域と言う印象があるが近年、整理事業による開発等で自然の里山は壊滅状態となった。市の方針は近年の開発のやり方を見れば一目瞭然。
例えこの地が返還されても乱開発の餌食になる事は避けられない状況になってしまうように思う。それならば、米軍管理のもと市民への開放や散策などが出来るよう働き掛ける事の方が確実にこの自然を保存していける確かな方策と言えよう。
数年前の話では警備関係者がイノシシを目撃していると言う。
いまだに旧陸軍の遺構が多数埋もれています。