※史跡ではありませんが、昭和の古い遺物として紹介します。
坂浜の 第一導水隧道の川崎水道 監視塔 施設 1954年(昭和29年) - 導水路完成
この施設の下には川崎市上下水道局(旧水道局)の第一導水隧道(ずいどう=トンネル)が通っています。(以下導水路と略) 相模湖、津久井湖などの水(原水)を川崎市多摩区にある長沢浄水場まで送っています。
途中、手前では柿生発電所(黒川の里山の中)にも繋がっています。
この導水路は当初は高さと幅が 2.6m の無筋コンクリート製の馬蹄形のトンネルだったとのことです。 現在では改修され、このトンネルの中に内径 2.45m、肉厚 14mm の鋼管が通っているとのことです。 水は勾配を利用して流れ、山越え、谷越えはサイフォンの原理で実現しているようです。相模湖から長沢浄水場までの所要時間は8時間とのことです。
(川崎水道局施設ですが坂浜に有ります。所在地は稲城二中(東京都稲城市坂浜1340付近)の斜め向かい。現在、周囲を日大稲城グラウンドとして整備をされています。)
第一導水隧道の施設。(東京都稲城市坂浜) 35°36'56.5"N 139°28'49.0"E
写真追加しときます。
ここは初代仮面ライダー2号が初めて変身をした場所としてその筋の方々達にとって有名で聖地のような場所らしい・・・・・(サボテグロンの回)
尚、ここから100m位離れた、モトクロス場(現在の日大グラウンド内)は仮面ライダーの初代のOPの走行シーン撮影の場所だそうです。