神王山 北辰妙見尊 (百村1588)
山号 神王山
院号 観音院
寺号 妙見寺
本尊 阿弥陀如来坐像
宗派 天台宗
住所 稲城市百村1588
天台宗寺院の妙見寺は、神王山観音院と号します。創建年代は不詳ですが、天平宝字4年(760)の創建とも天永3年(1112)の創建ともいい、妙見宮を残し、現在に至るまで神仏混淆の残る寺院です。多摩川三十三観音霊場30番です。
妙見寺の創建年代は不詳ですが、天平宝字4年(760)の創建とも天永3年(1112)の創建ともいいます。
新編武蔵風土記稿による妙見寺の縁起
除地、凡五段、小名中谷にあり。神王山観音院と号す。天台宗、江戸東叡山の末寺なり。開山の来由を傳へず。本堂八間に六間半、北に向。本尊大日木の坐像にして長一尺五寸。
観音堂。本堂に向て左にあり。三間四方。十一面観音長一尺ばかり。木の坐像。(新編武蔵風土記稿より)
境内の妙見宮について
除地、一町五段、村の南にあり。勧請の年代をしらず。社上に覆屋あり。二間に二間半西向なり。神体は霊験いとあらたにして、扉をひらくことをゆるさずと云。社前に鳥居をたつ。又石の燈籠あり。前に石階を設。
末社。稲荷社。那智山権現社。(新編武蔵風土記稿より)
妙見寺・妙見宮所蔵の文化財
稲城市百村の蛇より行事(東京都指定無形文化財)
妙見寺の筆塚(稲城市指定文化財)
稲城市百村の蛇より行事