西久保観世音のカヤ(にしくぼかんぜおんのカヤ)は、宮寺の西久保観世音の境内にあるカヤの巨木(1)。根回り4.3メートル、高さ23メートル、枝張り15メートルで、南北に伸展している(1)。2017年(平成29)3月3日時点で樹齢は約800年、市内第一の古木とされている(1)。
寺伝では、奈良時代、宝亀年間(770-781)に沙弥延鎮が前庭に植えたという(1)。しかし、2017年の800年前は1217年である。
1967年(昭和42)に市の天然記念物に指定された(1)。
景観50選
カヤの木は西久保観音堂と合わせて市の景観50選にも選定されている。
日射しをいっぱいに浴びた西久保観音堂。 神亀5年(728年)春、行基が全国行脚の途中、堂を開いたのが始まりといわれています。 また、樹齢約800年といわれるカヤの木は、市内第一の古木で、自然界の持つ悠久の時の流れを感じさせてくれます。(2) |
所在地
宮寺1544
交通案内
車
国道16号宮寺南交差点から八王子方面に向かい、80メートル先1つ目の信号を左折、道なりに進み約1キロメートル先の突き当たりの信号を右折してすぐに左折、250メートル先の突き当たりを左折し、400メートルほど先の小さな十字路を右折、左手に出雲祝神社を見ながら進むと、その先左側にある。(2)
参考資料
- 教育部博物館「いるまの文化財 > 入間市 指定文化財 5~10 > 10 西久保観世音のカヤ(榧)」入間市ウェブサイト、最終更新 2017年3月3日
- 環境経済部商工観光課「景観50選 > 36.西久保観音堂とカヤの木」入間市ウェブサイト、最終更新 2017年3月3日