下鮎川の河岸段丘 について知っていることをぜひ教えてください。

上富田の富田川は、あまり蛇行せずに断層帯の低地を東北東から西南西の方向に流れています。この流域の右岸の下鮎川には、3段の段丘面があり。2段目の標高約65メートルの段丘面が最も広く分布しています。段丘面は北から南に流れる数本の小さな谷で刻まれています。また、加茂のあたりの段丘崖は富田川流路の変遷による浸食でゆるやかな傾斜になっています。段丘面には、平や畑の字をもつ地名が多くみられます。(南紀熊野ジオパーク養成講座資料より)