2016.12.18撮影　水田は蘖。稲刈り後の株がまた穂をつけている

南方熊楠と岡三社

● 　世界的博物学者の南方熊楠により名付けられた「オカフジ」に覆われた、その名のとおり田んぼの中の小さ森の中に神社が建っています。

　この森は昭和31年に県の天然記念物の第一号として指定されました。

●　大賀ハス

　 6月下旬～8月上旬には神社の森の裏手にあるハス田で、昭和26年に千葉市検見川の地下6mにあった2000年前の縄文遺跡から東京大学農学部教授であった大賀一郎博士がハスの種を発見し、発芽生育開花に成功させた、大賀（おおが）ハスの花を見ることができます。

　境内中央の楠に埋まった不思議な手水鉢があります。手水鉢には江戸時代の年号が刻まれていたのですが、今では大楠の幹に取り込まれ見えなくなっています。絶対に楠から外れない手水鉢に願をかけてパワーをいただきましょう。