直実の父・直貞の熊退治伝説。京都白面の武士・平直貞が16才の時、京の乱を逃れ、熊谷にやってきた折、大熊が人畜に被害を与えていたので、それを退治。その翌日、熊の頭を埋め、日ごろ信仰する熊野権現をして祀った。