もう一度読みたい「自治基本条例」No.04 について知っていることをぜひ教えてください
小諸市自治基本条例の小諸市職員向けの解説が庁内イントラに掲載されていました。大変読みやすい内容なので、企画課の了解を得てFacebookのノートに転載させていただいていたのですが、その機能が廃止となり見つけにくくなってしまったので、改めてこちらに再転載させていただきます。
2016/09/16(金) 掲載
今回は、第3条「用語の定義」です。
ひとつの「用語」の背景には、深い思いが詰まっていますね。
******************************
(用語の定義)
第3条 この条例において、使用する用語の意義は、次のとおりとします。
(1) 市民 住民のほか、市内で働く人、学ぶ人、活動する人若しくは団体をいいます。
(2) 住民 本市の区域内に住所を有する人(定住外国人を含む。)をいいます。
(3) 市民活動団体 ボランティア団体等、自主的に公益活動を行う組織をいいます。
(4) 区 本市の一定の地域に住む人等が、自治意識に基づき主体的に活動する地域自治組織をいいます。
(5) 事業者 市内で事業活動を行う者をいいます。
(6) 市の執行機関 市長、教育委員会、選挙管理委員会、監査委員、公平委員会、農業委員会及び固定資産評価委員会をいいます。
(7) まちづくり 地域が抱えている課題を解決し、互いに暮らしやすい地域社会を実現するための取り組みをいいます。
(8) 自治 自分たちのことは自分たちの意思と責任に基づき決定し、互いを認め合い、助け合いながらまちづくりを行うことをいいます。
(9) 参加 まちづくりの企画、立案、実施及び評価の各段階において、関わることをいいます。
******************************
【ひとこと】
市民だけでなく、小諸市に関係する多くの人々のことを、この条例は包んでくれています。
「まちづくり」という言い方は、いろいろなシーンで使われていますが、言葉の根っこにある大切な部分をスパッとわかりやすい表現で表していますね。
また、「自治」という言葉も大変深い!心に染み入る感じです。
「参加」の解説の中に、「企画・立案」からのコミットという内容が書かれています。
そういえば、ある市民活動家の方が、こんな言葉をくださいました。今でもよく覚えている言葉です。
「計画段階からの市民参加は、実行段階での市民のやる気につながる。しかし、それと同時に市民には行政に対する「期待」が生まれる。この期待を行政は裏切ってはならない。出来ることはする、出来ないことは、その理由をきちんと説明する。それが、市民を裏切らないこと。つまり「期待のマネジメント(expectation management)」が、行政にとっては大切なんだよ。」
Pages tagged “もう一度読みたい「自治基本条例」”
FrontPageに戻る