もう一度読みたい「自治基本条例」No.18 について知っていることをぜひ教えてください
小諸市自治基本条例の小諸市職員向けの解説が庁内イントラに掲載されていました。大変読みやすい内容なので、企画課の了解を得てFBnote転載させていただいていたのですが、その機能が廃止され見つけにくくなったので、こちらに再転載させていただきます。
ガリレオ・ガリレイ曰く
「人にものを教えることができない、自ら気づく手助けができるだけだ。」
自治基本条例は全部で32条、残り5条となりました。
皆さんの「気づき」の手助けになれたらいいなぁ、の思いを込めて、第28条をどうぞ!
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第4章 参加と協働
(参加と協働の推進)
第28条 市の執行機関は、市民の意見が市政へ適切に反映されるよう、市政への市民参加を推進します。
2 市民、市議会及び市の執行機関は、それぞれの役割と責任に基づき、相互に補完し、協力して行動する協働のまちづくりを推進します。
3 市議会及び市の執行機関は、協働のまちづくりを推進するため、必要な施策を講じます。
4 市の執行機関は、協働のまちづくりの推進にあたっては、市民の自主性及び自立性を尊重し、その活動を支援します。
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【ひとこと】
■第1項では、市政へ、主権者である市民の意見を市政へ適切に反映させることが大切であり、そのための市民参加手法として、審議会・説明会・アンケート協力など様々な手法により市民参加を推進していくことを規定しています。
■第2項では、自治の基本原則に規定している協働のまちづくりを推進するための基本的なルールとして「協働は役割と責任に基づいたものであること」と「お互いに補完し合い、協力するものである」ことを規定しています。
■第3項では、協働していくための施策の推進を規定しています。現在、検討している「市民参加ガイドライン」がこれにあたります。
■第4項では、協働を推進するにあたって、市の執行機関が市民の活動を支援することを規定しています。また、支援を理由にその自主性や自立性を損なうものであってはならず、その活動を尊重することも規定しています。
「相互に補完し」という言葉が出てきます。
職員一人ひとりがスーパーになるのは難しいですが、個々のちょっとした「強み」を組み合わせることで、足りないものを補うことができたり、すごい力を発揮することができるかもしれません。
終わりに、こんな文章を・・・
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫
人は、この様々な色をすべて好むわけではない。
しかし、いくつもの色がひとつひとつ手をつなげば、誰にとっても美しい虹になる。
「月の街 山の街」イ・チョンファン(ワニブックス)
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