そう感じるイベントを紹介。
平成30年10月に開催した「まちなかマルシェ」です。
では、「まちなかマルシェ」ではどうしたのか?
お店が少なくなり、さびれてきた商店街にもう一度賑わいを取り戻したいという住民の熱い想い、これが原点です。
第一歩として、空き家・空き地を活用することはできないか。
活用することで、家主さんの貸出へのハードルが下がり、出店者には、またここでお店を開きたいと思っていただけないか。
このイベントで、空き家・空き地の利活用に拍車がかかれば!
と考え、住民が動きます。
まず、空き家・空き地の調整を普段から付き合いのある住民が行います。
さらに、来てほしい出店者の調整も住民が行います。
でも、これだけでイベントは開催できません。
ここで役場が登場します。
役場は、開催に必要な手続きを行います。手続きとは・・・
⬛️飲食店舗の出店に必要な保健所手続き「食品営業類似行為」「イベント等開設届」
⬛️飲食店の出店で火気類を使用するための消防署手続き「露店等の開設届」
です。
「まちなかマルシェ」開催に向け、お膳立ては住民がし、そしてややこしい手続きは役場がしました。
このような住民主導によるイベントを実施する“手助け”が役場の役目であり、本来の地方自治であると感じました。