上古沢駅前の三角の柿畑 について知っていることをぜひ教えてください

 

南海電鉄高野山線の上古沢駅に止まると、美しい三角の柿畑と斜面をコツコツ整地して建てられた家が段々に並んでいる。

「角の柿畑の下に家屋が見えると思います。上古沢駅と標高がほぼ一緒でして、そこの住まいの方は昔『駅前』と云われておりました」

駅から、谷を挟んで反対側の斜面を駅前というユーモアを持つ上古沢の人々。

「年老いた方ばかりになりましたが、精を出され、畑を維持してくれています」と感謝の言葉も聞かれる。耕作をやめると数年で森に飲み込まれてしまう駅前の柿畑が美しい上古沢の集落。

この集落の中心となっているのが上古沢駅のすぐ下の古沢厳島神社だ。8月には五穀豊穣を祈願して笠鉾祭りがあり、10月には秋の祭り;えびすのお渡りがある。えびす様が24人のお供を従え舞楽を奉じる。神前での3回のえびす飛びは有名だ。真田ミュージアムの幸村九度山脱出の宴に起用されているのは地元民でしかわからない。祭りの後に餅まきがあり、この餅がすごく美味しい。

 

美しい三角のある上古沢の集落
 

 

2019.5.20撮影

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