天然プール について知っていることをぜひ教えてください

安田島にある通称「天然プール」

天然プールは、安田島に農業用水をおくる堰(せき)の中に設けられていました。

昭和31年に九度山中学校のプールができるまで、子どもたちはこの天然プールで、水泳していたようです。

中学生の足がぎりぎりつくくらいの深さで、夏になると地域の子どもたちは泳いだり飛び込んだりして毎日のように川で遊んでいました。

当時の水泳の練習の様子が九度山小学校の歴史のページで写真で確認できます。

泳ぎが不得意でここで泳ぐのが難しい方は紀ノ川で泳いだというお話も聞きました。

残念ながら、現在は遊泳禁止となっています。

ちなみに、コースは9コースまであったようですね。

この天然プールで水泳していた九度山の子どもたちは、泳ぐのがとても速かったと言われています。

この速さの秘訣は、天然プールのコースの距離が競技用のプールよりも1m~2mほど長く、練習量が多かったからだとのウワサです。

 

飛び込み台は、今も残っています飛び込む気分を味わってみました

飛び込み台から向こう岸を向こう岸まで泳いでターン

 

大正8年(1919年)、安田嶋の徹水洞が改修されたとき、堰が1メートルあまり高くなったのを利用して、川の両岸にコンクリートのスタート台を作り、25メートルプールを作った。