竜王渓は、丹生川をまたぐ南海高野線の鉄橋あたりから下流約800mのあたりです。

この辺りは、峰に雲がたつことから、雨を降らせる神様、善女竜王が祀られているので、この名がついています。

水流が緑泥片岩を削ってできた川の姿に、自然の力を感じます。

深い淵や、流れに運ばれた石が流れによって回転して川底を削った甌穴(おうけつ)などを探してみてください。

竜王渓を含め、丹生川、不動谷川添いの高野山森林鉄道の軌道あとは、現在遊歩道として整備されていて、自然を楽しみながら歩くことができます。