雨引山 について知っていることをぜひ教えてください

九度山の方から見ると、丹生都比売さん(地の神様)が座っているように見えるから雨乞いの山として「雨引山」(あまびきさん)、

かつらぎの方から見ると、太陽が昇る山だから「大日山」(だいにちさん)

と呼ばれているそうです。

九度山小学校の校歌や九度山音頭の歌詞にも「雨引山」の名は出てきます。

同じ山ですが、場所によって呼び方が違うのはどうしてでしょうか。

■古代の人はかつらぎ町からみて東に位置するこの山を太陽の登る山として見た。大日とは大日如来で知られる通り太陽神だ。一方九度山村から見れば西に見える山を太陽が沈む山つまり天引く山と呼んだ。それが天→雨と変化しただけで基本的には太陽信仰の山であるので名前の意味のコンセプトは共通である。

九度山側から見たそのやま山の頂上に沈む太陽。