楯ヶ崎遠見番所は、江戸時代に紀州藩の海防の要所に置かれた番所。

現在、番所跡に屋敷跡や畑を作った跡などが残っているのは全国的にも希少だと思われる。

番所跡に、行くための番所道も長年使われていなかったため、カズラに覆われて跡地まで行くことができなかった。

平成14年に、須野区の区長をはじめとしたボランティア有志により番所道の整備が行われたお陰で今では誰でも頂上まで行くことができる。

途中の、山道ではウバメガシの大木が随所に生育しており、江戸時代の侍の生活を色々と考えさせられる。