だんじり祭りの宮入りするため、岸城神社へと参る15台のだんじり(北町、堺町、本町、南町、大北町、中北町、宮本町、上町、五軒屋町、大手町、紙屋町、中之濱町、中町、大工町、南上町)が岸和田城に向かうこの坂を一気に駆け上がる。「小半(こなから)」とは、半分の半分つまり4分の1(22.5度)の一勾配を意味し、急な坂道であったためにこのような名前が付いたといわれている。IMG_3362[2].JPG
通常のだんじりが通るコースでは、曲がり角の前で一旦停止した後やりまわしを行うが、この坂の上でのやりまわしを一気に駆け上がったそのままの勢いで行う。各町にとっては、文字通り一年に一度だけの勝負所であり、多くの見物人のみならずテレビ局のカメラでにぎわう。IMG_3363[1].JPG