みき良 について知っていることをぜひ教えてください

富里市で一番成田駅に近い蕎麦屋かな。ヤオコーの駐車場のすぐのところ。これが、驚く。愛想のないおかみさんと丁寧な父さんが30年近く続けてきた店のようだ。蕎麦は全部父さんの手打ちで、これが見ていると惚れ惚れする手際で蕎麦を打つ。昼飯のピークが過ぎたら早速打ち始める。

 

初めての日、盛りをたのんだら、父さん、蕎麦を収める箱のかを見て、蕎麦にさわり、おかみさんを読んで冷蔵庫らあたらな箱を出してもらった。そして、大将は新しい箱の方の蕎麦を、僕の分より多めに鍋に放す。でかい温度の簡単に下がらない湯量の鍋だ。我慢できずになんでそんなことをしたのかと訊くと、彼は「いや、太かったからね、細い方が旨いと思ってね。いや、細すぎても駄目なんだけどさ」と、ちょっと参る。盛りで食べるのに一番いい蕎麦を選んでくれたわけだ。で太い蕎麦は温かい蕎麦に使えばいいのだそうだ。

蕎麦はうまかった。でかい声で旨いといっても二人とも反応しないが。ネギの量が多い。わさびも。つゆが足りないということがない。むしろ余って蕎麦湯を楽しめる。甘さを抑えた江戸の味が嬉しい。

忘れられなくて、翌日家族を呼び寄せて一緒に食べてしまった。天ざるを食べたいとか、田舎蕎麦を食べたいとかなるわけで、付き合いで、盛りを諦めるけど、これが、またてんぷらの香ばしさ、衣の硬さやちょうどいい加減。エビも野菜もやたらたくさん。鴨の出汁に生姜の薬味がよかった。また必ず食べに来る。

高い質で盛り蕎麦が540円。は安すぎやしないか。Azureの大将が「あそこはよくお客がはいっていますよ」と教えてくれた。