室蘭リージョンで、金成太郎という明治の初期を生きた男性のページをめぐる話で、太郎そのものよりも、LocalWikiと執筆の環境につての議論が面白かったので掲載しておきます。


https://ja.localwiki.org/mr/%E9%87%91%E6%88%90%E5%A4%AA%E9%83%8E

幌別で生まれて、室蘭で学んだアイヌ金成太郎について書きました。

室蘭ゆかりの方々の中には素晴らしい人がいるもんだと思います。また、ネット上に去年までになかった、論文やサイト、案内がどんどん増えています。多くの方に感謝です。
 

https://www.facebook.com/groups/muroranwiki/permalink/863283963783325/


Yasushi Honda すごく,詳しく調べましたね.知らないことがいっぱいです.


杉山 幹夫 それが、ここ1年で、ネット上に本当に情報がしっかり載ってきたり、新しい論文が出たり。すごく調べやすくなりましてね。なんだか時代が変わった気がします。
キリスト教の人たちは書き残すので、帰依したアイヌの記録はずいぶん残るんだなあと改めて感じました。

Yasushi Honda 青空文庫にも驚きますよね.著作権が切れた小説も全文がネットに上がっている時代です



杉山 幹夫 青空文庫すごいです。
地道に手で打ってくださる方がいる。こうやって、使わせていただくのが一番のお礼かなあと思います。知里真志保や知里幸恵の作品も大分載っていますので助かります。

ネット上にあるっていうことは、お金払うとかいう以前に、買える本が世の中にあるかとか、ないとか、もあるし、記された文言をネットで検索できるってことですから、調べ物をする人にとってはものすごく便利だってことですもんね。

それで、LocalWikiに調べたことをまとめておいたら、またどなたかが活用してくれる。環境だけで言えば、大学や研究機関の専門家が専攻の分野でされているような勉強が、家でできる時代になりつつあるんだなあって思います。

「金成マツノート」もそのまま翻訳しなくてもローマ字でネットに全部載せてしまうなって人も現れるかも。


Yasushi Honda ブロートンの書いた本も,すぐ見つかってびっくりしました.
https://books.google.co.jp/books?id=cTkbAAAAYAAJ&printsec=frontcover&dq=A%20Voyage%20of%20discovery%20to%20the%20North%20Pacific&source=bl&ots=O02L7H0cuv&sig=o-pv_1Y7pq7OJRQeblCbxs9jjCs&hl=ja&ei=a5KTTPCLGIjRcc6U7aMF&sa=X&oi=book_result&ct=result#v=onepage&q&f=false

いいね!を取り消す · 返信 · プレビューを削除 · 1 · 5月17日 21:57



杉山 幹夫 検索しようとか、キーワード考える前に、指が検索したなんかしますよね。
このブロートンの北太平洋日誌はどんな言葉で探したのですか?


Yasushi Honda 検索ではなくて,wikipedia でBroughtonを読んで,その出典を確認したら,本人の200年前の著書がリンクされてました.
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3


杉山 幹夫 いっすね。本当にあっという間ですね。

Yasushi Honda ブロートン船長は,ヒゲ生やしてなかったんだな〜とか,見るだけでもなんか面白いです.



杉山 幹夫 Wikipediaのルールで、出典を明記というのがあるので、こうやって、出典にたどり着けるのがまた、素晴らしいですね。
LocalWikiのページでもできるだけ情報源を乗せるといいですね。ただ、情報源がわからなくても、書いておけるのがまた、LocalWikiの面白いところでして。

また、出典が自分の調査や現地だったりするのも、LocalWikiの楽しいところですね。


杉山 幹夫 出 典はわからないのですが、カンナリキは日本人とのハーフだとなんかで読んだことがあります。とすると、金成太郎は日本人クオーターっすね。アイヌ語の英語 と日本語ができて、漢文で日本政府に政策提案してたというのも聞いたことがあるので、なんともかっこいい兄さんだったかも。


Yasushi Honda 出典が自分の場合,写真や動画も残せますしね.現地を歩いたりした場合,GPSデータを残せば,高低差などの情報も残せる.すごい時代


杉山 幹夫 本当に。びっくりです。
自分がそういう時代に間に合うとは思いませんでした。
昔なら「作家」とか「学者」とか「ジャーナリスト」とか「詩人」とかそういう人しかできなかったことを、こうやってやりながら、自分の故郷を大事にする。人様の故郷を尊敬するってことになるんだから、驚きです。


Yasushi Honda わたしが学生時代にスーパーコンピューターで計算費100万ぐらいかけてやった計算も,いまなら多分ノートPCで数分です.(笑)

Yasushi Honda いよいよ,人間の仕事は創造性を発揮することだけに絞られつつある時代に突入してきました

いいね!を取り消す · 返信 · 1 · 5月19日 13:10


杉山 幹夫 そうですね。


杉山 幹夫 本田さんはいいことおっしゃいますね。

杉山 幹夫 「創造性を発揮することだけに絞られつつある時代」とても素晴らしい表現。言い得て妙。
何だか嬉しい気持ちになりました。
 

 

5月19日 16:02