概要

富谷市明石西ノ入は,富谷市の南部に位置し、国道56号を境として緑地が広がっている地域のこと。緑地のみで住宅地は入っておらず、人がほとんど住んでいない。

 

丘陵地

この場所は西ノ入の丘陵地を刻む谷底低地である。谷津田として利用されており里山の風景が広がっている。谷の上流側はため池があり、そこから流れ出る湧き水が水源となっている。谷津田は本来、谷の上流部分からの水源を用いて農業が行われているが、この場所では一部、耕作放棄地がみられる。耕作放棄された場所にはキク科アキノキリンソウ属の多年草であるセイタカアワダチソウが生えている。

 

   

 

西ノ入と向かいの東向陽台の間には国道56号が通っているため、丘陵地前は車通りが多くなっている。また丘陵地の一部には造成された宅地等が建っており、谷津田は取り残された場所となっている。

<font size="2">丘陵地前の国道56号</font>
 

西ノ入のこれから

丘陵地である場所に店が進出していた。今後このような宅地造成が進むことによって、西ノ入全体の緑が減る可能性が考えられる。