飯塚伊賀七は、江戸時代中期、宝暦12年3月29日(1762年4月23日)、常陸国筑波郡谷田部新町村(現つくば市谷田部)の農家に生まれた。
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伊賀七は、別名「からくり伊賀七」とも呼ばれ、名主を務めるかたわら、建築・和算・蘭学などを学び、からくりや和時計を製作したほか、飛行実験、地図製作、五角堂などの設計を行ったということで、当時、それだけの技術を持った人物が、このつくばにいたということは驚きである。今では「つくばのダ・ヴィンチ」とも言われている。
伊賀七が作ったとされる和時計については、今でも谷田部の郷土資料館に行くと見ることができる。
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飯塚伊賀七に関する文献
「飯塚伊賀七」谷田部町文化財保存会 編 谷田部町文化財保存会 1963 国立国会図書館蔵書 公共図書館蔵書
「飯塚伊賀七 : 民間科学者からくり伊賀伝」田村竹男 著 崙書房 1979 (ふるさと文庫. 茨城) 国立国会図書館蔵書 公共図書館蔵書
「人」茨城県秘書公聴課/〔編〕 茨城県秘書公聴課 1962-00 (広報シリーズ : No.2) 公共図書館蔵書
「日本の技術者 : 江戸・明治時代」中山秀太郎 著,技術史教育学会 編 雇用問題研究会 2004 国立国会図書館蔵書 公共図書館蔵書
「茨城の風土と夢」中村 ときを(1906~)/著 常陽産業開発センター 1974-00 公共図書館蔵書
「茨城のこころ 〔1〕」室伏 勇(1934~)/著,茨城新聞社/編 昭和書院 1972-12