Azure について知っていることをぜひ教えてください

空港から一番近いゲストハウス

成田駅前の道を富里市の日吉台に向かうとすぐに見つかるゲストハウス。Azureは青。紺碧、藍をさすのだそうで、サムライジャパンと同じ、青は日本の色という名前だそうだ。経営者の山本さんは「成田にゲストハウスがないので作った」と開業の動機を伺った。学生時代に世界中をバックパックを背負って旅したという。言葉が通じただけで嬉しかった最初の旅、次はもっとできるようになろうと、繰り返すうちに満足するところまでを旅で味わえたという。じゃ、今度は働いてみようと、商社に入社。北欧からサバやサケを輸入する仕事で現地に滞在していたという。国ごとの国民性を掴んで仕事の依頼を工夫していたのは話している内容でよくわかる。「やっている最中はたのしかったですけどね」と言いながら退社して、このゲストハウスを立ち上げる。「今は、やっぱりこうやって自分で考え抜いて経営するのがいいので、本当に良かったと思う」という。

 

成田界隈の英会話力をささえることになってしまう

友人の仕事を支援する形で始めた英会話教室。お客様への情報の提供や講師の資質などについてアドバイスをしていると、結局自分が教室の運営をすることになってしまった。震災の後の外国人が訪れない時期には貴重な分野となったそうだ。空港が近いので、エアラインや免税店で英語の接客など、英語の力をつけたい人の需要はこの街にある。自分はあえて講師をせず、ネイティブの人たちを講師にして、彼らの仕事を用意する。お客様にはどうして話せるようになりたいのか、いつまでにどんなレベルになりたいのか自分でも気づいていない要望を引き出して表面化する。英語ネイティブの講師たちには教え方をアドバイスする。生徒さんと講師の相性をみながら、本当に話せるようになるための配慮を続ける稀有なサービスが出来上がったため、申し込みは絶えない。強くお金儲けを渇望したわけじゃない。人助けに没頭したわけでもない。それまでの問題を解決するのが楽しく、それが自分の商売にもお客様のためにもなるという自然な生き方をされていた。

 

居心地のいい尊敬できる兄さんだった。

成田駅の近く、富里市にあるゲストハウス。日本で一番の国の際でたくさんの外国人の旅人を受け入れてきた。

 

コミニュケーションを楽しむ人が泊まるといいのに

三千円を切る宿泊費。できるだけ安く泊まりたいが、旅そのものを楽しみたい人のために考え出されたゲストハウス。基本は同じ部屋に男女別で何人か泊まる。シャワーもみんなで順番に使う。ベッドメイクは自分でやる。その代わり、同じ部屋で見知らぬ人同士眠るわけだから、家族のようなコミュニケーションが生まれることもある。スタッフや他の客と仲良くなることができるのもこのタイプの施設の楽しみだ。ネット上に「安さを追求しないなら勧めない」という書き込みをみつけた。安いということは大事なのだけど、個室で駅から屋根続きのホテルに泊まりたい人のニーズに応える施設ではない。キャリーバックの人には向かない階段もあったりする。

富里って外国と接した街なんすね。