平成16年10月1日、南部町と南部川村が合併して誕生し、和歌山県のほぼ中央に位置する。
総面積は120.28平方キロメートルあり、その約68%の81.91平方キロメートルを林野面積が占める。また、農地の割合が比較的高く2割程度を占めている。

東西に流れる南部川流域には丘陵地が広がっており、低地あり、山間地域ありとバラエティに富んだ地勢。丘陵地には日本一のブランドを誇る「南高梅」の梅林が広がり、山間部は森林、渓谷などの自然資源に恵まれている。

★実際少し高い位置からみなべ町を見渡すと神の島と言われる鹿島(かしま)と海が綺麗に見渡せて、そこ以外は梅林が一面に広がっています。春には梅の花が咲き広がり、とても綺麗だそうです。そして町中に梅の香りも広がってくるそうです。

★梅の生産量日本一ということもあり、低地(町人が住居を持つ場所)には梅農家の①ビニールハウス②梅を干す専用の建物③住宅の3つが並んでいました。

↓国民宿舎紀州路みなべの部屋からの景色(写真はないですが、うめ振興館の屋上からの景色が町を全体的に見渡しやすかったです。)

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・町の花:梅  日本一の生産量と品質を誇る「梅」はまさに町の基幹。早春の山野を白く彩るその花は、その清潔さと高い香りとともに町の花として最もふさわしいもの。

町の木:うばめがし  日本有数の生産量と質を誇る紀州備長炭。うばめがしは、古くからその最高級の原木として大切に育てられ、そのことがみなべの山林を守ることにつながってきた。

・町の鳥:うぐいす  春になると、みなべの山々から、うぐいすの声が聞こえてくる。昔から「梅にうぐいす」といわれるように、梅とうぐいすは切り離せない存在。

・町の魚:いわし  いわしは、南部漁協で最も水揚げが多く、みなべの夏の風物詩でもある漁り火漁で獲れる。カルシウムやビタミンDを豊富に含み栄養満点の魚。

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・みなべ町の気候

 みなべ町の気候は紀伊水道に流れ込む黒潮の影響を受け、一年を通して気温の変化が少ない温暖な気候に恵まれている。

特に紀伊半島南部では、台風を含めた降雨期降水量が多く、年間の晴天日数が200日を超え日照時間も長いことから、植物の生育に適した気候条件である。

このことは、温暖な気候を好む「梅」の特性に大変適合している。

・みなべ町の観光

 海、山、川、温泉、そして人情。みなべ町の豊かな自然と、町に住む人たちは、町を訪れるお客様をおおらかに受け入れます。みなべ町では、観梅、磯遊び、ダイビング、熊野古道めぐり、農・林・漁業体験、海辺と山あいの温泉めぐり…と、春夏秋冬を通じてそれぞれのシーンを楽しめます。(みなべ町公式ウェブサイトより)

★私はこのみなべ町の公式が示している観光の概念を読み、実際に訪れて感じたことはみなべ町の人たちは本当にみなべの町を愛しているということです。いろんな方のお話を聞かせてもらいましたが、誰もが自分の仕事に誇りを持ちみなべ町の魅力を理解していると感じました。そして公式ウェブサイトでも書かれている様に、住民の方々はおおらかに私たちを受け入れてくれました。こんなによくしてもらって良いのかと思うほど、皆さんの人情の良さが伝わりました。