出逢い....室蘭文学 について知っていることをぜひ教えてください

~出逢い..室蘭文学~

 

 遠くばかりを見ようとしていたのか。

 

今頃になって生まれ育った室蘭に、同じ空気を吸い、同じ景色の中に存在する、これほど身近に文学の宝庫が存在していたことに気づかされた。

長い時間がかかるかも知れない。でも触れて行きたいと思った。

室蘭にふるさとを持つ者として。

 

自分の記憶に尋ねてみる

一番初めに読んだ本は一体なんだったろう?

 

「アンデルセン物語….みにくいアヒルの子」たしかこれだったように記憶する

みにくいアヒルの子が、いつの間にか大空を飛べる綺麗な白鳥になるというお話。

子供心に、いつかは今よりも….という希望を胸に抱いた

 

かなり大人になってから読んだ本に、

サン・テグジュペリ作「星の王子さま」がある。

「肝心なことは心で見なくちゃ、目では見えないんだよ」

 

本には、目に見えない力がある。

 

室蘭には、小説・写真・漫画などのジャンルを超えたゆかりの作家が港の文学館に展示されているだけでも40名。

それぞれが、この同じ土地で、何を見つめ、何を感じてきたのか......。

文化が豊かに育ってきた室蘭、これらの作品を通じて、目には見えない肝心なことを心に刻み込みたい。

[2015/3/29 菅原由美]

 

 

 

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