噴火湾社の絵葉書 について知っていることをぜひ教えてください

 今から40年ほど前の学生のころは静岡県にすんでいた。本州へ行ってみて北海道の良さや地元の良さが初めて分かったころだ。このころは北海道に帰りたくて帰りたくて仕方が無かったのだが、やっとのことで帰省して帰ってきたときには北海道の歴史の本や絵葉書などを買いためたものだった。

 当時、室蘭市中央町の小公園の前に背文字屋書店というのがあった。ここには地元の地形図を探しに行ったのだがここで初めて噴火湾社の書籍や絵葉書を見つけた。知里さんの地元のアイヌ語地名の書籍などは高価で学生の私には買えなかったが、絵葉書くらいは200円なのでなんとかなった。絵葉書は「版画室蘭」というタイトルで北浦晃という方の書いた版画であった。版画を見ているとふるさと(私は登別育ちだが室蘭は静岡から見るとふるさとイコールである)を思い出し、内地へ行ってからも元気をもらったものだ。この絵葉書は帰省のたびに購入し、友人知人へ送り届けた。kの絵葉書の中には「絵葉書版画室蘭しおり」というものまで入っており、室蘭のこころという一文がしたためられていて、室蘭の自然の豊かさやすばらしさを語っている。この時代の室蘭大好き人で、今で言うと室蘭local wikiのメンバーみたいなものかな?

 噴火湾社の主宰の城谷武男氏は現在も健在でどこかの大学で教鞭をとられることもあるそうだ。もし、御存知の方がいたらこの絵葉書を室蘭local wikiに永久保存しても良いか聞いてもらえないだろうか?