最近、やたら友人たちが室蘭に来たがる

先日は、札幌で仕事があってやっきたはずの友人が新千歳空港から室蘭に向かうといというので室蘭へ。
中央町停で降りるというので、英国館で待ち合わせた。コーヒーがうまそうだという。どうも人を肴に、マスター、ママと仲良くなっちまったようだ。

 

なんと、引き合わせた室蘭の友人と話し込んでしまうので、夕陽を見せられなかった。しかし、かなり楽しい。

観光って、光を観るわけだから、友人にとっては室蘭の人が光だったんだと思う

 

腹が減ったと輪西に移動。ふじとりでとみちゃんと話して楽しんで、独特のタレのやきとりをたっぷり味わって皿からタレをこそげて、卵焼きを食べた。輪西ワインを飲む。「味もいいけどとみちゃんがいい」という。

 

今度は、とり金をたべたいという。たしかに、とり金、静かな大将の炭の扱いが最高。肉が旨い。精肉をたべて、牛蒡巻きをたべて、つくねをたべて、間嶋の揚げを焼いてもらう。

 

 

〆は

 

撮影:中村麻貴さん

〆はむろ市でメンマ麺がいいと。
ラーメンを食べながら、たっぷり母さんと話し込んで楽しんでいる。

 

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もちろん、工場夜景とか、やきとりとか、カレーラメンとか、ボルタとか、言う人はたくさんいるのだけど、友人たちはちょっとおかしい。

トレイル走りたいとか歩きたいとか。できるだけ長く歩きたいとか。イタンキ朝陽を見たいとか、みゆき町の室蘭ユースホステルに泊まりたいとか、駅から歩いて行くとか。地球岬まで歩くとか、輪西のおじさんたちに会いたいとか、シャンシャン通でイタリアンがいいとか。昼飯は中央町のよし寿司がいいとか、えらく具体的。室蘭でヨットを覚えたいとか言い出す始末。LocalWikiの記事を見てのご要望だから、全部叶ってしまうわけなんだけど。

 

記事が時間を戻す

記事を読み返した友人から旅の思い出が届く

すごく前のことのような気もしますが、記事が時間を戻してくれました。ものを見るだけの観光なら一回でいいですが、人に会う旅はお互いが別に過ごした時間を共有できるので、また行きたくなります。英国館のマスター、次またあえるかな、ふじとりのとみちゃんはダクトの掃除してるかな、とり金の大将はにこっとしながら黙々と旨いやきとりまた焼いてくれるかな、むろ市のお母さんは気づかない間にまたメンマ麺ぱぱっと作っちゃうのかな。みんな元気かな。ただいまと言って、おかえりと言ってくれる場所があったら何より嬉しい。また室蘭で皆さんに会いたいです。僕にとって室蘭が特別な場所になりました。

 

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