室蘭商業高等学校 について知っていることをぜひ教えてください
1923年(大正12年)4月北海道庁立室蘭商業学校開校として開校
2008年(平成20年)3月31日閉校
私にとっての学びの場..室商
1981―1983の3年間をこの学校で過ごしました。
私が通っていたこの時期に、丁度創立60周年を迎えた室商は、
「成せば成る 成さねばならぬ何事も 成さぬは人の成さぬなりけり」を校訓としており
珠算、簿記などを中心とした実務の授業が展開されておりました。
創立当時は、男子生徒が圧倒的に多かったのだということでしたが、私が通っていた時期には一学年250余名中、男子生徒は数え間違えがなければ、24名という少人数となっていました。
大半の生徒は、卒業と同時に社会に出るという流れがあった為か、ちょっと厳しすぎない???と思うほどに、度々服装検査が実施されていました。(今となっては理解ができますが…..)
当時は、聖子ちゃんカットが主流となっていた為、部分パーマは必須事項であり、私辺りは毎回のように服装検査で捕まり、髪型を正す為に送り込まれる床屋さんの常連となっておりました(^^ゞ
入学してすぐに驚いたのは、予想以上に男子生徒が少ないという現実に、
えっ…..と感じる応援団の練習(笑)
記憶違いがなければ、2週間ほど続けられたのではなかったかと思います。
また、他の高校には多分ないであろう運動会の実施……
夏休み明けに体育館で行われる漢字一斉テスト…..
若者の車が近くに停まっていようものならば、校内放送で、「あの車には乗らないように……」とのおふれ(笑)
そんなこんなで、あっという間に卒業を間近にしたある時、女性教諭から言われた一言が今でも忘れられません。
「勉強は卒業してからが本番」 「資格は人生の邪魔にはならない」
えっ、まだこれからも勉強しなきゃならないの…..というのが当時の本心ではありましたが、
その後、あの言葉だけは、何度となく頭をよぎりました。
一生涯、勉強なんだなと……
「成せば成る 成さねばならぬ何事も 成さぬは人の成さぬなりけり」
そうですね、これからも、忘れてはいけないことですね…..大事なことだと分かっていても、なかなか実行に移せてはいないのですが(^^ゞ
いろいろ教えて頂いた、そして、一生涯の友も得ることが出来た.....素敵な時間を過ごさせてくれた学びの場でした。
[2015/1/23 菅原由美]
校舎は取り壊され、住宅地となり、その一角に「八丁平 5丁目室商跡公園」となって、記念樹と石碑が残されている。
(2015.7.30 sachiko)
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