東京室蘭会 - 室蘭

東京室蘭会総会で挨拶する青山市長

東京室蘭会は、東京近郊に在住している室蘭出身者・室蘭にゆかりのある人・室蘭が好きな人が集まる会で、「ふるさと会」の一つです。
東京にある北海道の市町村のふるさと会では、札幌に次いで2番目の規模があり、毎年9月の第一土曜日に開催される総会・懇親会には300名近い会員が集まります。
室蘭から市長・市議会議長・元市長も駆けつけますし、日本製鋼所やサッポロビールなど名だたる企業からもご参加頂いてます。

たくさんの市民を外へ送り出してきたまち・室蘭

室蘭市の人口は昭和44年の18万人がピークで、現在は8万9千人。半分以下になってしまいました。
これは見方を変えれば、室蘭で生まれ育った優秀な人材を10万人近く、外に送り出してきたということです。

送り出された市民の多くが住む東京で毎年開かれるこの会には、そんな室蘭魂を捨てきれない人たちが集い、ふるさとへの愛を語ります。
上は80歳・90歳、時には100歳を超えるおじいちゃん、おばあちゃんから、下は20代の若者まで。老若男女が集い、盃を交わします。
そこに利害も上下もなく、共通点は室蘭が好きという一点のみ。

この日ばかりは大東京のど真ん中に、蜃気楼のように室蘭が現れるのです。

ここ数年はSNSの影響もあり、30代・40代の参加者が増えているそうです。