• 遺伝子は特定のタンパク質の作り方を細胞に指示
  • タンパク質は細胞の中の仕事の大半を担うため,遺伝子の情報は生命の中心的役割を果たす

 

仕事をするために細胞が使う二種類のアルファベット

  1. ヌクレオチド塩基のATGC
  2. タンパク質を構成するアミノ酸のアルファベット

 

  • 遺伝子暗号とは,細胞がDNAの言語をタンパク質の言語に変換する方法

 

  • DNAの塩基配列はDNAのらせん階段に「三文字単語」として配列される
  • 「三文字単語」の多くがタンパク質の特定のアミノ酸パーツに対応

 

  • 遺伝暗号の理解により,遺伝子の静的情報から,生きる細胞を成す活性化したタンパク質を作る仕組みがわかった
  • これは生物学の中心課題

 

  • 遺伝子の正体はDNAヌクレオチド塩基の鎖である

  • 遺伝暗号の解読により,遺伝子の配列を説明・解釈・変更できるようになった
  • 染色体から遺伝子の位置を見つけ,抜き出したり移動する方法が発見される
  • DNA文字も読むことで,出来上がるタンパク質を予測することが可能に