とり金 について知っていることをぜひ教えてください
「先 代が始めたタレをそのままやっています」。近所でも評判だった働きのものお母さんの後を継いで現在の大将が炭の前にずっといる。
「親にあと頼むって言われたら、やらないわけにいかなかった」と笑う。
タレは甘みが少なく て、とろみもない。独特の旨みが木炭でふわっと焼き上がった豚肉に合う。焼き台を見ると、炭を常に動かしている。そして、肉は炭に接するぐらいの近さで焼 かれている。動かしているけれども、よく見ると一つ一つの炭が随分長く活躍しているようにも見える。風を入れず長い時間ゆっくり燃やしているのかもしれない。
カウンターで焼きたてを食べると、そこから離れたくなくなる。焼きナスを頼んだら、炭の中にころんと入っていた。大将の話を伺ってからというもの帰蘭の際は必ずってほど寄ることになってしまった。
「通だね」と言われたけど、確かに通かも
とり金に行ったのは輪西で「間嶋豆富店の豆腐が食えるよ」が切っ掛け。
行ったら「やきとり」が旨くてビックリした。先代のおばあちゃんを継いだ大将はいっも優しい笑顔。もくもくと炭でやきとりを焼いている。
甘みがないわけじゃないと思うけど、醤油の勝った塩っぱいタレがやたら旨い。「とり金、好きなんだよねえ」というと「通だね」と言われたり。
間嶋豆腐を食べられる
すぐ近所の間嶋豆富の五代目の大将といっしょに油揚げを焼いたのを食べると、彼もよろこんでいた。
「自分で作った油揚げがこんなふうに炭で旨く焼かれているのは感動です」と。毎日食べているという油揚げもひと味違うようだ。
奥の座敷は貸切にできる
ギッシギシで20名越えもあり。