トレイルから始まる朝 - 室蘭

トレイルから始まる朝について知っていることをぜひ教えてください

2015.9.26～27日にかけて室蘭を訪問されていた東京大学院生の皆さん。親睦会・一緒に町歩き・・・と、とても素敵な時間を共有させていただいた。

27日の早朝、高山幸子女史が早起きして皆さんをイタンキトレイルにお連れしてイタンキから昇る朝日を見ていただけた！・・・と素晴らしい写真を何枚も見せてくれた。高山女史に感謝！一番見ていただきたかった場所を見た頂けた。

素晴らしい写真をみて、ご一緒できなかったことを本当に残念に思った。イタンキもイタンキトレイルも大好き！！・・・しかしイタンキトレイルからの朝日はまだ見たことがなかった。”いつか絶対に見よう”と心に決め・・・

9.30。早くに目が覚めた。カーテンを開けるとまだ日が昇る前。チャンス！！急いで身支度をして車を走らせる。「どうか間に合いますように・・・」

その美しさに、息をするのも忘れそうになる。右を見るとろうそく岩の上に浮かぶ朝焼け雲。ユースホステルの丘の上には朝の月。

初めて見ることができたイタンキの朝日。うれしくて子供のように砂浜を走り回る。
まだ「朝日」のうちに、トレイルを上ろう。

海側ギリギリの細かったトレイルが、刈りこまれて広く歩きやすくなっている。大石さんかな？綺麗に咲いているアザミを残して。

マンチェスターの丘から見下ろすイタンキの朝日はどんなだろう・・・丘へとトレイルを進む。

言葉にならない風景。

トレイルも朝日を受け、金色に輝いている。

やっぱり、特別な場所。守るべき場所。

2015.10.1　撮影・文　中村麻貴