イベントのお知らせ
2015年8月28日(金) 午前10:00から、室蘭の美しい海岸線と緑地を地図に描くイベントを開催します。
場所
東町の櫻井邸。
主催
室蘭の街をcodeの力で楽しくしたいCfM(Code for Muroran)。担当は工大生の藤田さんと杉山さんです。
対象者
経験はあったりなかったりなんでもいいのですが、コンピュータを使って室蘭の海岸線や緑地を綺麗に正しく描いてみたい方が対象です。
先着10名さまです。僕と、藤田さん、櫻井さんは決まっているので、あと7名なんですが、きっと楽しいとおもいます。
ご参加希望の方は、こちらか、杉山さんあてにご連絡ください。
OSMの地図で海岸線や緑地を綺麗にしておくと。LocalWikiで見える地図がとても見やすく綺麗になり、室蘭の方にも観光でいらっしゃる方にもいっそうお役に立つものになるとおもいます。
そして、作業をしながら、話し合いたいことがあります。
テーマ
LocalWikiのデータとOSMのデータを連動してできることはないか。
現在、CfMでとりくんでいるのは「バスをもっと便利に使えないか」というものです。先のマッピングパーティでもバス停のデータを作るためにご協力いただきました。案内と地図がうまく繋がって、さっとバスを利用したくなる感じのものを、作るために、LocalWikiとOSMがどう連動するのがいいか相談、勉強します。
室蘭市の提供するオルソ画像を使ってマッピングをします。
http://neogis.net/muroran/TILE/1.0.0/H25/{zoom}/{x}/{-y}.jpg
source=Muroran_ortho
Openstreetmap で地図を描くにあたって、タグとリンクを集めましょう。
海岸を描こう (タグとリンク)
Marine Mapping
に海岸線に関するタグがありますので、当日、室蘭オルソに照らして、これらのタグをつけて行くと、崖、緑地、ビーチを描くことができます。
海岸
natural=coastlineタグは海洋環境との境の海岸の平均満潮の線を示すのに使われます。
coastlineタグの使い方
参照: Coastline
小さな島などの場合はareaとして島の周囲を描くことができます。大きな陸地の場合、海岸線は端から端までの一連のウェイとして定義し、連続するつながった海岸線とします。
coastlineの向き
重要です。ウェイの向きは、ウェイの左側に陸、右側に海になるように選んでください。(ウェイの矢印の方向に向かって見たときです。) 陸地をトレースする場合は海岸線は反時計回りに描くことになります。言うまでもなく、このルールは海岸線を描くポリゴンを構成するすべてのウェイに当てはまり、1つのウェイは次のウェイに同じ方向でつながります。PotlatchやJOSMなどのエディタでは簡単にウェイの方向を反転させることができます。
coastlineタグの潮汐の場所
海岸線は、理想的には、潮汐の平均海岸線にあるべきです。(海抜の定義)。 満ち干きのない水域の場合(満ち干きが30cm以内)は平均水位(MSL)を使います。ウェイの方向は陸地が左、水域が右になるようにします。実際には 大部分のnatural=coastlineは当面GPSデータによるものでしょう。これに対して、BingやYahooの航空写真によって修正を加えます。もし実際に現地でサーベイを行うことができるのであれば、満潮時の海岸線を使ってください。
--
OSMの海岸線(coastline)は、遠く離れた国において特に、あまり詳細ではありません。
お手持ちのGPSで、ひとつひとつの湾や浜の海岸線(coastline)を記録してください。 記録できたトラックをアップロードして、後で詳細な地図を作ってください。
もしも海岸線に沿って航海中ならば、以下のアイテムに注意して、OSMに登録されているか、そして正しく登録されているか、どうかチェックしてください。 (OSM Wikiより)
Appendix:興味深い記事
(船やボートの安全な航行をナビゲーションする地図の描き方)
Marine navigation
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湾
島
OSM Wikiより 海上の島
海岸線沿いに、反時計回り(左回り)に閉じたウェイを描きます(水域が常に右側になるようにします)。それから次のようにタグ付けしてください。
place=island
name=*
沿岸
対象 | タグ | 判断基準 | 実例 | コメント |
---|---|---|---|---|
桟橋 | man_made=pier | 海岸から突き出ている船着き場(mooring=yes)、遊歩道 | ||
防波堤・護岸ブロック | man_made=breakwater | 波浪・津波から港湾や海岸を防ぐ構造物。 | ||
突堤 | man_made=jetty | 木や石で造られ、岸壁とつながったもの | ||
防砂堤 | man_made=groyne | 海岸線の土砂流出を防ぐ人工の川岸 | ||
灯台 | man_made=lighthouse | 岬や堤防の突端など | ||
浜辺 | natural=beach | |||
湾 | natural=bay | |||
ビーコン | man_made=beacon | |||
マリーナ | leisure=marina | 船だまり | ||
ガスタンク | man_made=gasometer | |||
塔 | man_made=tower | |||
クレーン | man_made=crane | |||
崖 | natural=cliff | |||
岬 | natural=peak |
記載のない島は、natural=land タグをつけて描きましょう。
※沿岸のトピックス
Tag values
灯台の建物の再利用および多目的利用
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礁
Tag values
Example
- : Tetopa (Tahiti)
- : Bikini Atoll (Marshall Islands)
See Also
- natural=shoal for features that lie above the surface of the water
- Overpass Query to display reefs on the map. Zoom to the area you need and press execute in the top left corner.
- subsea=* and sub_sea=*, alternative tagging
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岩礁
通常の岩礁は、以下が良いように思われます。
natural=reef
name=*
reef=rock
--
危険な岩礁や岩の場合
- natural=rock
岬(headland)
陸繋島
海食柱
の場合、
place=islet
を参考にしてください
入り江
ラグーン
タグ付け | 説明 | 参考写真 |
---|---|---|
natural=water water=cove |
入り江: 小規模の湾または入り海です。普通は細く限られた入口があり、円形または楕円で、通常は大きな湾の内側にあります。natural=coastlineとマッピングされるかもしれません。 | |
natural=water water=lagoon |
ラグーン(潟): ある種の障壁によって海から仕切られた、浅い海水や汽水の水域です。salt=yes/noで塩水かどうかを指定した方がいいでしょう。 |
砂浜(浜辺)
natural=beach へのタグ付けの例
Tag | Notes |
---|---|
name=* | 海浜名 |
surface=* | 浜辺の表層(例:sand(砂), gravel(砂利), pebbles(小石)) |
supervised=* | ライフガード(救助員)が浜辺を監督しているかどうか(yes, no, interval) |
露頭
地質学的な露頭も表現できるようですね。
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人工構造物
防波堤
桟橋
緑地を描こう
森林
方法1
- 樹木で覆われた区域を示すために natural=wood を使います。
- 林業のために管理された土地の区域を示すために landuse=forest を使います。
- 人間が管理していない原生林を示すために woodland=virgin を使用します。これはわずかにしか使われていません(データベース[1][2]の中で36件以下)
方法2
- natural=wood + managed=yes - 管理された森林
- natural=wood + managed=no - どのような方法でも管理されていない森林
- operator=* - 任意
森林を描く場合、4種類の方法がありますが、以上の2種類がより良い方法のように思われます。
タグ | レンダリング | コメント | 写真 |
---|---|---|---|
leaf_type=broadleaved | 広葉樹林。 | ||
leaf_type=needleleaved | 針葉樹林。 | ||
leaf_type=mixed | 混合林。 |
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