室蘭駅のガンガン叩き について
昭和の時代、私が物心ついた頃(7歳頃)、室蘭駅に向かわない貨物列車がたくさん着いていました。
赤い旗と緑の旗を交互に振りながら、荷物を振り分けていました。
ところが、真っ直ぐ桟橋に行く坂道を登っていく台車があります。よく見ると石炭積載車でした。
桟橋の上に行くと、人が大勢出てきて、車台を逆さまにしてガンガン叩き始めたのです。
ガン・ガン・ガン・ガンと思い切りたたきます。
時々聞こえるのが「パラパラ ドサッ」という音です。
石炭が氷って固まりとなっているのを叩いて落としていたのです。
これが、後になってわかった ガンガン叩きでした。
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