噴火当時、私は6年生でした。夏休みで、八雲のいとこの家に泊まり翌日に八雲の海岸で遊んでいる時に対岸の有珠山付近から真っ黒い煙が立ち上っているのを見ました。父と兄が室蘭から車で迎えに来てくれたのですが、有珠山付近を走行した時はまだ噴火しておらず、父達は八雲の海岸で有珠山の噴火を知る事になりました。交通規制も特に無く水元町の自宅に無事帰ることが出来ましたが、帰宅すると姉が雨傘を逆さにして火山灰を集めていました。辺り一面、薄暗くて火山灰で白くなっていたと、記憶しています。「この騒ぎで夏休みが長引けばいいのにな...」と期待したりしてました(笑)

澤野 ひろ美