為せば鳴る蘭の鐘 について知っていることをぜひ教えてください



室蘭民報より

■ NPO法人羅針盤が「為せば鳴る蘭の鐘」を室蘭市に寄贈

【2013年5月1日(水)朝刊】

 室蘭のマチづくり市民団体、NPO法人羅針盤(白川皓一理事長)が室蘭港中央ふ頭駐車場付近に建立したモニュメント「為せば鳴る蘭の鐘」の贈呈式が30日、同駐車場で行われた。室蘭のものづくりをPRする新たなシンボルが市に贈られた。モニュメントは船に鐘と巨大ジンギスカン鍋が飾られたデザイン。大きさは長さ6メートル、幅3メートル、高さ6メートルで室蘭開港140年市制施行90年を記念し制作。すべて鉄製でタカヤナギ(室蘭市築地町、高柳知充社長)や室工大ものづくり基盤センターなどが協力した。贈呈式には約20人が出席。厳かに神事が執り行われた後、白川理事長が企画から完成までの経緯や協力者に感謝を述べ「『為せば成る』。思い悩んだ時にこの鐘を鳴らしてほしい」と、あいさつした。目録を受け取った青山剛室蘭市長は「この鐘が観光名所、記念のスポットになってほしい」と感謝した。

 さらに白川理事長は尽力のあったタカヤナギの高柳安昌会長らに感謝状を贈った。贈呈式後は関係者が高らかに鐘を鳴らし、室蘭港の発展を願いつつ新シンボルの誕生を喜んでいた。

(奥村憲史)