町名ではない地名について知っていることをぜひ教えてください

昔。今ほど自動車が普及してなかった時代。
町内を行き来するのに、歩くのが当たり前だった時代。
同じ町内にも、いろんな地名があったものですよね。

例えば東町なら、旭町・大和・弥生・末広・汐見・御園・東雲など。
例えば輪西なら、元町・三橋・柏木など。
例えば母恋なら一の沢・二の沢・三の沢・清水沢など。

そんな地名も、人口減少とともに、知る人が少なくなってきたように感じます。
人々のくらしのすぐそばで使われていた、そんな地名を集めてみたいと思います。

[2015/09/22 山田 正樹]


輪西地区

輪西地区は、古くは屯田兵によって開かれ、明治末期以降は製鐵所の城下町として栄えた場所です。
旧国道に近いエリアは屯田兵時代の地割が残っており、大沢町側から1条、2条・・・体育館前の13条まで通りに番号が振られてます。
地元の人たちは、「何丁目」ではなく、「何条◯◯通り」のような呼び方で場所を言い表すのが普通です。

輪西町を横に貫く「社宅通り」よりも山側は、かつての新日鐵社宅にちなんだ地名が残っています。

 

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東町地区

東町地区にはもともと、1940年(昭和15年)頃から日本製鋼所の社宅が多く建てられ、その頃の地区名は日鋼社宅が撤去された後に建てられた市営住宅群にも引き継がれて、今でも地名として定着しています。

かつてはこれらの「地区」ごとに子どもたちが分かれて、地区対抗のスポーツ大会なども開かれていたそうで、まさに生活に密着した地名であったことが伺えます。

 

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