知利別町1.2丁目沿いの石垣の登別軟石 について知っていることをぜひ教えてください

 知利別1丁目と2丁目の道々中央東線(919号)沿いはなだらかな丘を越えて通る道なのですが、この丘は楽山から続いており、尾根の一部を形成していますが、地形的に見れば段丘が楽山にへばりついているようなところです。おそらく縄文海進のころなどに侵食に耐えて残った台地なのではないかと思われます。道々はこの台地の頂上を削りこんで貫いています。この削り込みの大きな道路の両サイドの石垣が登別軟石でできているようです。

 石垣の高さは4~5m程度でかなり古そうです。石垣は苔むしていますが褐色のこけと緑色のこけが共存しています。この褐色のこけは茶津町の日鋼瑞泉閣入口にも見られますが、現在のところ登別では見ていません。なにか土地の気温や湿度、日当りなど環境要因があるのかなと感じてます。