2016.7.1 撮影 中村 麻貴

 

 

コウボウムギ 【カヤツリグサ科スゲ属 多年草】

北海道西岸から琉球列島にかけた砂浜に生育。砂の中に長く茎を伸ばし花茎は春に出る。
名前の由来は諸説あるらしいが、根茎の繊維を弘法大師の筆に、穂を麦に見立てたからという説が有力とのこと。
雌雄異株(しゆういしゅ)で、まれに同株や一つの穂に両方の花が出ることがある。
雄花の穂はこん棒状。海岸線の改修工事などにより砂浜が削られ消失することがあり、生育地は減少している。(Wikipedia参照)

 

今までどうしてこのこん棒に気付かなかったのだろう?・・・と不思議になるくらいの存在感。
雄株、雌株、同株と様々な株があるらしく、こん棒の形もまん丸いもの、少し細身のものと多様。
にぎやかに砂浜から顔を出しています。

 

2016.7.1 撮影 中村 麻貴

 

(撮影・文 中村麻貴)