1854年(安政元年、江戸時代後期) について知っていることをぜひ教えてください

室蘭の出来事

1854年(安政元年5月)米国ペリー提督式の武装運送船サザムプトン号が絵鞆に来航し港内を測量。

産業革命以来欧米の国々の工場やオフィスは深夜まで稼働するようになって居た為、潤滑油やランプの灯火に使われるマッコウクジラの捕鯨が盛んとなっていた。当時捕鯨船は1年以上も航海するのが基本であったことから大量の薪・水・食料を補給する港が必要とされた。これがいくつもの国々が日本に開国を迫った大きな理由の一つと考えられている。勿論アメリカも例外がなく、ペリーが率いる黒船来航により日本の鎖国を終焉させた。室蘭港内の測量を目的に来航したサザムプトン号は、開港する際の下田にも来訪していたという記録もあり、室蘭港もアメリカの大きな捕鯨船の安全な入港が可能かどうかの測量調査であったのかもしれない。

 

 

室蘭市のあゆみ

室蘭市年表

 

同年の日本の様子

  • 日米和親条約…江戸幕府とアメリカ合衆国が締結した条約で、これにより下田と函館が開港する運びとなり、鎖国の終焉となる。
  • 日米和親条約
  • 黒船来航の目的
  • 黒船来航
  • 安政の大地震・・・江戸時代後期(幕末)安政元年には日本各地で連発した大地震が起こりました。
  • 安政の大地震