2015.8.15トレイル草刈り について知っていることをぜひ教えてください

草刈り払い機3台、LocalWikiエディター6名。工大生2名。
御前水海岸分の笹原のトレイルの草刈りをしました。

 



 

霧と雨のおかげで、陽射しに焼かれないですんだ

霧雨のぱらつく天気でしたが、地面はそれほど濡れていなかったので、午前8時に御前水アンテナ山の麓の駐車スペースに精鋭が集合。まずは、アンテナのある山頂部まで刈払い機を担いでぷち登山でした。

この時点で、「あーもう疲れた」と騒ぐ御仁を静かに無視して、いざ出陣です。

斜度がきつく、狭い部分での草刈りでした。しかも、いつも人が通るルートの部分がV字型に凹んでおり、刈払い機をそのまま振り回しても、なかなかうまく刈れません。歩いたり、走ったりした時に躓かないように、通り道になる部分はかなり厳重に笹や根っこを刈り込みます。なおかつルートの周りに生い茂る笹や草が、顔などに覆いかぶさってくるのを避けるために、両脇の枝も払いながらの前進でした。

 

フェイスブック上の投稿を見て、ツーリング出発の直前だというのに、室蘭工業大学サイクリング部学生さんも、自主的に参加してくれました。

もろもろのトラブルはあったものの、怪我もなく無事午前中の部を終了できました。トラブルの詳細は省略しますが、機械の整備点検と、水分といざというときの補給食の準備はやはり欠かせませんね。

しかし、この日の目標である、大沢町付近までトレイルを開通させることが出来ず、北京亭で午後どうするか迷いながら昼ごはん。北京亭のチャーメンが胃袋に収まると、どうしても残りの草刈りを完了させて、ルートを開通させる自信が沸き上がってくるから不思議です。

そして、大沢町から登って、ルートの反対側から登りながら草刈りを再開。

結局16時過ぎまでかかってしまいましたが、開通の目標は達成できました。

刈払い機3台に、燃料満タンで出発して、予備燃料を2リットルほど消費してしまいました。春先からの毒蛾騒動で、通る人もほとんどいなかったのか、草と笹のおがり方が想像以上でした。

 

草刈りを終えて

達成感の共有は、いいものですね。ちょっと昔には、狩り、漁、農作業、草刈りや祭りなどで共有しした気持ちを土地のみんなが持っていたのかもしれません。しかし、食事というのは大事なもので、ご飯を食べたら気力が湧くようです。本田さんは北京亭の味を「この塩気、普段ならつよすぎるけど、今日は最高に旨いですね。身体を動かす人に味を合わせているんですね」と、食べた時も、仕事終わりで 輪西で飲み始めたときも話していました。とり金のやきとりとビールで「そうか鐵工所で働いていたひとたちは、毎日こんな充実感を味わっていたのかも」と。 そして、輪西でやきとりの梯子

 

翌日さっそく走る人たち

東京からのお客さんも、さっそくトレイルランニングを堪能していただけたようで、汗を滝のように流したかいがありました。

かなり厳重に草刈りをしたつもりですが、場所によっては地面の凹凸が草に隠れている部分も多くあります。身体のバランスを保ちながら、足首をひねらないように走るのもロードを走るのと違った醍醐味です。

イタンキ浜からトッカリショまでの、全ルートの草刈りをしたわけではなく、今回はその3分の1ほどです。残りの部分の草刈りイベントが楽しみになってくるから不思議です。

 

(2015.8.17 Yasushi Honda)

 


憧れのイタンキトレイル

室蘭Localwiki発足一周年を記念して何をしようか?といろいろなアイデアやイベント案が出る中、「イタンキ・トレイルラン」も話題に上った。ずっと地元にいながらこのトレイルの存在を全く知らずに生きてきた。大好きなイタンキ~トッカリショを眺めながら走ってみたい!!トレイルランの記事を一年前に見てからずっと心に秘めていた。いよいよその時が来た!!しかしながら、この春先からのイタンキ・毒蛾騒動で さすがに誰もトレイルに近づいていなかったようで・・・トレイルは笹に覆い尽くされているとのこと。「なんなら、刈りに行きますか?」Yasushi Hondaさんのこの冗談か本気かわからない発言に「行きます!行きます!」と飛びついた私と高山 幸子女史。日程はお盆の真っただ中、8.15に決定!「お盆にトレイル草刈なんて きっとご先祖様も ”でかしたぞ!” と褒めてくださるに違いない!!」

小雨降る中 集合した物好き6名と心優しき室工大生2名。刈払機と熊手を担ぎ、いざ出陣!!2名ずつの班に分かれスタート!!私の相棒は原口益子女史。中学の同期だ。痩せる気満々でサウナスーツを着込んできている。闘志がみなぎっている!血走っている!刈払機エンジンスタート!・・・あれ?なんだか切れない。今日の為に新しい刃に変えてきたのに、なんでだろう?頭の中は???だらけだったが やるしかない!力任せに笹をぶった切っていく。・・・進まない。前の班は全く見えず、後ろの班に追いつかれそうだ。有り難いことに、心優しき室工大生が何度も先頭の班との間を往復して、補充用のガソリンを運んでくれた。「やっぱり、か弱い女子だから男性にはかなわないんだなぁ」とチョッとブルーに。そこへ 草刈の正装(ツナギ・長靴)に身を包んだ 草刈リーダーのHonda氏が現れ「一人で刈るのは大変だから 僕変わりますよ!結構進んだので見てきてください」と。有り難く交替してもらって、歩いて先頭まで。途中、イタンキが見えてきたとき、感動で心が震えた。

感動を胸に、Honda氏と原口女史の元に戻る。「刈払機、刃をとり変えた方がいいですよ」とHonda氏。「えっ?昨日取り替えてもらったばかりですよ!」と反論!刈払機を念入りに調べるHonda氏。

「・・・刃が逆についてます」「包丁のみねで刺身を切っているのと同じです」

・・・切れるわけがない。ガソリンの無駄使いである。しかし頭の中の???がきれいに吹き飛び みねうちで笹をぶった切ってきた自分を少し褒めた。

 

帰り道。刃が逆についた刈払機を担ぎながら、ご褒美の絶景をたっぷり堪能。

役得。

 

2015.8.19 中村 麻貴

 

 

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