2015.12.3 編集会議 15:30〜18:00
生徒とLocalWikiエディタによる編集会議で取材記事の編集を楽しみました。文章の順番を変えたり、タイトルを付け替えたり、ライターの様子を別のエディタが付け加えたり、記事の表情が変わることを学びました。
同窓会で大先輩に出会う
二代目校長シスター・オリビアと出会う
本校の校章にある「星」は、絶えず私たちの行く手を示し、希望と喜びを与えてくれるもののイメージです。
これを支える「十字架」は、キリストの精神のシンボルです。
「たいまつ」と中央部分に刻まれている
“SIC LUCEAT LUX VESTRA”というラテン語は、「あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい」(『マタイによる福音書』5.16)というキリストの言葉を表しています。
この学院で学ぶ者が立派な行いによって、世の中を照らすことができるようにという願いが、この校章には込められています。
海星学院高校ホームページより
イベントのお知らせ
海星学院高校でLocalWikiセミナー&演習を開催します。
このセミナーは山根先生との出会いから始まりました。 うちの子たちノリがいいからなあ
目的:海星学院高校の生徒・教職員を対象にLocalWikiの特性を伝え海星学院や室蘭に関わる記事を書けるまでお手伝いする
企画:LOJ 室蘭Wiki
日時:2015年8月28日(金) 16:00〜18:00
場所:海星学院 多目的室
費用:無料
当日のスケジュール
- 開会挨拶
- 校長挨拶
- 講師挨拶 LoJ杉山講師
- 「LocalWikiの生い立ち〜現在まで」
- 「記事を書くにあたって基本的に必要なこと」
- 休憩
- 実習(アカウント作成〜記事投稿《学院祭でまとめた開校の時の話を》)
- 集合写真撮影
- 閉会
記事を書くにあたって基本的に必要なこと
取材時に特に気をつけること
- 写真を撮る時には対象となるものもそうだが周りにも十分配慮する。(店舗など毎回お許しをいただいています)
- 取材相手を大好きになる。もしくは、大好きじゃないと取材しない。
- 興味を持ったことを真剣に伺う。
- 分からないことを、恥ずかしがらないでちゃんと分かるまで伺う。
- 相手が一番話されたいことを一番に伺う。
-
特に食べ物の写真は「不味そうにみえたら営業妨害」。満足のいく写真がないときは文字だけの記事でもいい。
食べて良かった
(海星学院の)広報活動を行うために必要なこと
- 対象となるもの(人)の「よかった」って思うもの、感動したことを書くよにする。
- 遠慮しないで自慢する。
- 中学生やご両親の気持ちを考える。不安や夢に寄り添う。
記事を書く時に意識していること
- 脚色や技法に捉われず素直な心で強く印象に残ったものを思い浮かべてパソコンに向かう。
- 自己満足にならないように、書き手でありながら読み手でもあるように心がけます。
- 一番読んで欲しい人のために書く。
- 誰かの作品や文書の力を借りたときは引用元を明らかにする。
- 転載はしない。丸写しするなら、その記事は必要ないので、リンクする。
- LocalWikiはcc-byというライセンス。LocalWikiから引用したよと書いたらどんどん使っていいですよと宣言しているから、誰にでも使ってもらえるような写真や記事でページを作る。ライセンスについて
室蘭Wikiのライターから海星学院の皆さんへ
読者を決める
誰に読んで欲しいか、自分の知っている人のなかから、一人、二人を想いうかべて、その人に手紙を書くように。例えば その人が中学生なら中学生が読みやすい記事になります。
- 観光案内を書くときは、東京の友人や中国の友人のなかから誰か、一番この人に食べて欲しい、見て欲しいと。
- インタビューするときは、ご本人やご本人の知り合いの方が「僕はそんなに努力していたんだ」「あの人、そんなこと考えてくれていたのね」と驚いたり、「そう、そう、その通り、よく見ててくれた」と納得してくださったりを想像します。すると、自然と書かさります。
- 東京のサラリーマンで、山を走るのが大好きな友人のために書きました。彼は地図のことや、自分の街を大事にする人が大好きです。
- 室蘭で出会った室蘭のことが大好きなおじさんのために書きました。彼に、室蘭の素晴らしさを思い出して欲しかったので、きっと普段行かないと思う場所の美しい写真をお見せしたかった。
- 北見市役所の職員のために書きました。北見はいま一生懸命古い公共施設を残すか壊すか考えて苦労してらっしゃるので、輪西の人が自分たちで市民会館を建て、運営している姿をお伝えしたい。
- 取材に応じてくださった皆さんに向けて書かせていただきました。みなさんの努力を一生懸命書き残します。素晴らしい活動です。全国の人々を励ましますとお伝えしたい。
- 室蘭で生まれ育って、イタンキが大好きなおじさんのために。そのおじさんにイタンキのことをどうしても書いてほしかったので、他所から来た僕もイタンキが大好きだって書きました。
何を書きたいか意識できたら、まず書いてみる。そして修正、編集する。
- ひとつの記事で表現したい主題はひとつ。詰め込みすぎると主題がぼやける。
- 主題が大体意識できれば、書き始める。記事の構成を事前に考えすぎると、かえってまとまらない。
- いったん書いた記事を、時間を置いて(数日とか)読みなおす。そして修正、編集を繰り返す。
- 具体的に書く。「すごい」、「きれい」、「びっくり」、「ふつう」、「びみょう」など主観的な言葉をなるだけ使わない。
たとえば、「今日の波はすごかった」とは書かずに「昨日の波は1メートルぐらいだったが、今日の波は2メートル近くあった」と書けば、自然と凄さが伝わる。
- 文章と、写真の分量のバランスとつながりを意識する。
たとえば「今日の波は2メートル近くあった」の次には、海の波の写真が来るようにする。いくら綺麗でもそれ以外の写真をその次に置くと、内容のつながりと読者のリズムが乱される。
- ひとつの主題に対して、複数の視点から眺めてみる。また、直接的には関係のなさそうな事柄との意外なつながりがないか考える。
(2015.8.26 Yasushi Honda)
削ぎ落とす。
常に「簡単な言葉でわかりやすい文章で記事を書く」ことを心がけています。文章は難しい表現を使えば使うほど伝わらない・・・・と思うからです。伝えたいことを整理し、簡単な言葉で、短い文章で、書きながら、更にそぎ落としていく。読んで下さる方を疲れさせない記事を、という気持ちで書き、編集しています。
- お店の取材では、ご主人の人柄を感じていただけるような記事を。
- 自分の足で歩いた町の記事は、写真を撮りながら感じたそのままを、その日のうちに記事に。自分が感じた風、匂い、風景が自分の中で消えないうちに。
〔 2015.08.26 中村 麻貴 〕
想い出を書き残してみてください。
私がローカルウィキを好きだと思うところは、たくさんの人と一緒に記事を作り上げていくことができる楽しさです。
ローカルウィキと出会ってまもなく、作ってみたいと思ったのは、「学び舎」というタイトルにまとめた保育園・幼稚園、小学校から大学・専門学校まで、多くのみなさんが学んだ学校、そこで出会った友人、恩師との思い出の場所を記事として残すことでした。
みなさんご存知の通り、ここ数年間で室蘭市内は学校の統廃合が急激に進んでいます。自分が卒業した母校が一つもないという人もたくさんいます。たとえ校舎は残っていなくても、ローカルウィキに母校の思い出を書き残し、またそれを読んで懐かしく思い出すことができたら、それはとても素敵なことだと思いました。 ローカルウィキを覗くといつも母校がそこにあって、たくさんの思い出が積み重なっている。これは一人でできることではありません。でも、ひとりの記事はたった一行でも良いのです。大勢の人と一緒に、思い出を繋いで作り上げていくローカルウィキならではの楽しさを感じていただきたいと思います。
「学び舎」から母校を見つけて、思い出したことを何度でもたくさん書き残してください。
紹介したい人に出会ったら
「この人を紹介したい!」その気持ちだけで記事は書き始められます。
この人を誰に紹介したいのかを思い浮かべて、どんなところを紹介したいのか話しかけるように真っ直ぐな気持ちで、素直な言葉で書いてみてください。
それで記事は出来上がります。紹介したいと思った人にきっと気持ちが伝わります。
私も今、海星学院の生徒さんが目の前にいるつもりで、皆さんに伝わるようにと思いながらこの文章を書いています。
「室蘭人」にはたくさんの人を紹介した記事がありますので、読んでみてください。
(2015.8.26 Shachiko Takayama)
共同で記事が出来上がりました。
私が書いた、輪西の老舗ジーンズショップの記事は7月22日に書いたのですが実際に訪れたのは4月29日。なぜか書けなかった…何をどのようにお伝えすればいいのかまとまらなかったのです。3ヶ月近く経ってやっぱり書こうと決意してその当日のことを思い出しながら書くと、面白いことに強く印象に残っているものしか出てこないので文章が進んで行きました。そして記事をあげるとその日同行していた杉山 幹夫さんが「写真を撮っていたから探して貼り付けるよ」と言ってくれましたが、貼り付けてくれた写真は不思議と私の文章としっくり合わさるのです。杉山さんは「まるで俺の写真を見て文章書いたみたいだね」と言わせたくらい…笑。私が強烈に印象に残っていたことは、当日杉山さんにもインパクトがあって写真を撮っていたと言うことなのかな?と思いながらも、こうして二人の文章と写真で記事が出来上がったということなのです。LocalWikiは誰もが自由に投稿・追記・編集ができます。またその記事は再利用可能なライセンスですから誰もが自由に使用することができます。そんな自由な記事を眺めてまだまだ可能性を含んでいるなぁって感じています。
〔2015.08.26 櫻井 孝 〕
ライセンスについて
記事への画像貼り付け
スマホで編集して記事を
アカウント作成ヘルプ
2015.8.28 高校生の表情に私たちが癒されました
15:30ころ駐車場に到着!40分頃みんな揃ったところで校舎へ入りご担当される竜川先生のご案内で会場の多目的室へ入ると20分前だと言うのに生徒が着席していてびっくりしました。しかも前日の下見のときには10人と伺っていたのですが当日参加表明の生徒含めて12人でした。
そして、椅子が足りない・ブラインドを閉める・蛍光灯を消すなどなど小気味よく働く生徒達。ありがとうございました!
竜川先生から「定刻より早いですが始めてもいいですか?」と聞かれ、逆にこちらもテンション上がっていたので「是非!始めましょう!」となりました。
校長の代理で菅原教頭から歓迎のご挨拶をいただき、次に私が紹介され私から室蘭Wikiの杉山さん、高山さん、中村さん、高橋さんを紹介して杉山講師からの挨拶から講義へと流れていきました。
杉山講師からはLocalWikiの発祥と経緯のページを使っての講義で生徒や先生、室蘭Wikiメンバーを巻き込んでの楽しい授業。生徒の反応が良いので声も大きく話もテンポよくどんどん進む(ついつい深堀…笑)
杉山講師が生徒に発言を促すと、しっかり質問してくれて話を聞く視線は真っ直ぐ発言者を見てテンポの良いところで頷いてくれる。私たちも力がこもる。この子たちにLocalWikiを正しく伝えたい!伝えなきゃ!…出来る!誰でも出来る!
私たち室蘭Wikiのライターは実はLocalWikiライター1年生、でもとっても楽しく私たちの室蘭をLocalWikiに載せて多くの方に喜んでいただき励まされ、何より自分たちが楽しんでいます。ハードルは低いし自分のペースで出来る。間違っても直せる。誰でも正せる。とにかく自分たちで出来るんです!!
次の「記事を書くにあたって基本的に必要なこと」も引き続いて熱いトークと質問が繰り返され時間を大きくOverしてパソコン室へ移動
1人1台の環境で3人〜4人の後ろに私たちが指導してアカウント作成から始めましたが生徒みなさんのパソコン操作の慣れは作業をスムーズに進めあっという間にアカウント作成が済んでしまいました。
そのあとは試しにページを作ってみましょうって事でみなさんに自由にタイトルを決めてもらって作成が始まりました。
自宅の近所の事や好きな食べ物屋さんの事や思い出の場所、思い入れのある場所の事などなど…
思い思いのページで時間の許す限り編集モードを試したり地図を入れたりタグをつけたりして終了。
先生からはページ作成の時は先生に報告してからって言われてましたが海星学院の生徒の情報リテラシーは心配ないと感じました。
どんどん自由に作成して先生方が読者となれば問題ないのではないでしょうか?
最後に生徒から感謝のお言葉をいただきましたが、用意した原稿なんかではなくその場で感じた事を話してくれてとっても感激しました。
そのあと集合写真!「EDiT your City」「EDiT your School」
Pages tagged “2015.8.28海星”
【2015.09.01 Takashi 報告】