BAR 久礼居土留 について知っていることをぜひ教えてください

住所 室蘭市輪西町1丁目28-1

TEL 0143(44)8415


“続ける強さ”

 

カクテル好きの友人がよく行く中島のカクテルbarのマスターが 「輪西に、大大先輩がまだ現役でシェイカーを振ってらっしゃるお店があるんです」という話をしていたと教えてくれた。

 

「えっ?...ひょっとして マスター まだお店続けているの?」

 

友人の母が輪西でお店をやっていたので 若いころは輪西でよく飲んだ。それまで中島でばかり飲んでいた私は「輪西価格」に驚き 個性的で人情味あふれるマスターやママさんたちがたちまち大好きになった。

創業1965年の久礼居土留は その中でも老舗中の老舗。

味もわからない小娘(当時は...まだ娘でした)にも優しくシェイカーを振って 綺麗な宝石みたいなカクテルを差し出し飲ませてくれた。

 

それから25年以上の月日が流れ 人伝に「輪西も閉める店が多く、淋しくなった」と聞いていたので 久礼居土留がまだお店を続けてる...と聞き 嬉しくて懐かしくて…友人たちと飲んだ勢いで訪ねてみた。

 

お店の場所は 当時とは変わっていたが マスターの笑顔は 変わっていなく 相変わらずバーテンダーの制服をパリッと着こなされていた。

 

思い出話をしながら“おまかせ”でカクテルを注文。

 

 

磨き上げられたグラスが カウンターに並べられる...その姿を見るだけで ワクワクしてくる。

最初は〈ダイキリ〉 ラムベースの代表格でグレナデンシロップを使った〈ピンクダイキリ〉というカクテル。カクテルの赤がカウンターの赤に溶け込むようで素敵だった。

 

 

〈ボヘミアンドリーム〉の綺麗なオレンジ色は アプリコットブランデーの色。 柑橘のさわやかな香りとアプリコットの優しい甘みが美味しい。

〈ギムレット〉ライムの香りとキリリとした辛口がそれまでの甘いカクテルと違った大人な味。 マスターのシェイカーを振る姿が凛々しい。

 

 

 

「これでしめると さっぱりして悪酔いしないよ」とマスターがトリに作ってくれたのは〈ブランデーバック〉 

確かに...しこたま飲んだのに 記憶を失わなかったのは このカクテルのおかげかも...

 

 

「これまでに二回 あの世に行きかけたけど戻ってきたよ。で、まだ懲りずに店やってたよ」 と笑いながら 宝石みたいにキラキラしたカクテルを差し出してくれた。

 

 

次は 〈サイドカー〉をたのもう。マスターのシェイクする姿に 見とれよう。

 

 


 

今度は まだ行ったことがない 母恋すずらん通りの あのお店からスタートしようか...

カクテルストリート~チェリー~

 

軽く飲んだら たまには バスに乗って輪西へ

http://donanbus.co.jp/muroran/

 

輪西に着いたら やっぱりここ

ふじとり

 

そして 歩いて 久礼居土留へ....もちろんしめのカクテルは 〈ブランデーバック〉                   

 

 

 2015.4.3撮影・文 中村 麻貴

 

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